棚橋美枝子事務所広報室の河村操です

今日は、日本結婚教育協会が今後さらに発展していくにおいて絶対に必要だなと思うことについて書きたいと思います。先日棚橋と、より広く結婚教育を普及していくためには何が必要なのかということについて話し合いました。喧々諤々そのミーティングは長時間におよび、様々な意見がでたのですが、何を置いてもまず最初にやるべきは、結婚教育を開かれたものにするということだなとなりました。
結婚教育
開かれたものと考えて、ふと先日テレビ番組でみた憲法学者の木村草太さんの言葉が思い起こされました。

憲法学者の木村草太さんは番組の中で「憲法は過去の反省のリストです」とおっしゃいました。その言葉を聞いてなるほどと膝をたたきました。なるほど、昔は自由ではなく不自由だったから、項目がいれられたのかと。

憲法第14条では、その1項で

すべて国民は、法の下に平等であって、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。

としています。先日もメジャーリーグでダルビッシュ選手に対する差別行動が問題になりました。歴史的に日本は差別的な事を行っていたからその反省のもとにこのような条文がはいったのではと推測します。

加えて20条ではこうも言っています

信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。

日本は信仰心が厚い人が多いにも関わらず特定の宗教を信仰している意識はありません。それがいいとか悪いとかではなく、そのような傾向にあるということです。憲法でも保障されているとおり、いかなる宗教を信仰しようと自由ですし、しないのも自由です。要は何だっていいってことです。

結婚は自由です。結婚するのもしないのも、継続するのも、離婚して辞めてしまうのも自由です。ですので、結婚教育に携わろうとしている人、携わってくれている人は色々な様々な人がいます。

自由なのでそれがどうだとかこうだとか詮索は一切ありません。憲法に保障されていて、自由なのだから、取り立ててどうこうするってことがないってことなのですね。

日本結婚教育協会は引き続き開かれた自由なものとし進めていきたいと思います

棚橋美枝子事務所広報室河村操