

このグラフは日本の人口構成の予測です。
【2020年の人口】
人口の3.4人に1人が65歳以上、6.6人に1人が75歳以上で、高齢者と生産年齢人口の比率は、1対2.0となっています。
もっと極端に言えば、2人に1人が50代以上σ^_^;
私は今が53歳だから当然にして57歳。
2人の青年ないし壮年または中年が1人の高齢者を支えていく社会となります。
そして、オリンピックが終わったあとの景気はどうなるのか?と言いますと、不安を煽るわけではありませんが、オリンピック後の景気は確実に後退すると言われています。
アテネオリンピック後のギリシャ、北京オリンピック後の中国もそうでした。
2020年の東京オリンピックが終わった後の日本もかなりの厳しい時代である想像はついています。
そんな不景気な時代に人口の大半が50代以上の日本。
ホントに考えてみて。
子供たちに何を残す?
日本の自殺の年代別調査によると



圧倒的に50代男性が多いのです。
自殺動機の内訳を見ると、
1位:健康問題
2位:経済・生活問題
3位:家庭問題
4位:勤務問題
自殺の件数は、ここ6年減少してますが、それでも少ない件数ではありません。
今ですらこんな結果なのに、2020年に50代となられる男子は大丈夫でしょうか。
日本の未来の現状をよくよく考えたときに
私たちは子供たちを当てにしなくても強く生きていくことをしっかり考えていかなくてはならないのだとつくづく思います。
今、何ができるのか?
これから何を残すのか?
ちなみに、出産や子育ての中心となる若い女性に着目すると、2015年、20歳~39歳の人口は約1,2762万人で、総人口の10.3%を占めます。5年前の同世代の女性数からは8.3%の減少です。
『結婚なんてしなくてよいよい!』と子供たちに語ってきた50代以上の友よ。
人口減少により、あなたのお子さまが大変な思いをするのは、結婚しててもしなくても同じなのです。
人生のお題は結婚してもしなくてもきちんと同じ分量あるように私は思います。
今までの私たちが生きてきた若い頃の日本とは違う。私たちが良かれと思い築いてきた日本。
せめて、私たちが健康で、明るく、自力で生きていけるように努力をしていこうではありませんか。
せめて、近所に保育園建設の話しがでたら、『うるさい!反対!』などと言わずにボランティアでもお仕事でもドンドン積極的に介入できる私たちでいようではありませんか。
せめて、自分そのものが労働力となれる資産でいようではありませんか。
せめて、もし病に伏した時に支え合える友や家族を持とうではありませんか。
せめて、子どもにパートナーを持つことに夢や希望を無くさせるような言動は控えようじゃありませんか。
なんてことを考えています(#^.^#)
50代はまだまだこれからです。
2020年、一緒に心も身体も元気で迎えましょう。
私たちは、50代60代を『新たな挑戦の時期』と定義づけています。

【出所】総務省 国勢調査及び国立社会保障・人口問題研究所 将来推計人口、総務省 住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数